今週の稽古風景

教室の様子

2017.11.23(木)

亥の子餅を頂きました。
美里庵製

炉開きは、旧暦亥の月の最初の亥の日におこなわれてきたそうです。

今では新暦の11月最初の亥の日、今年は11月8日ですね。

なぜ?旧暦亥の月の最初の亥の日なの?
ひとつには、陰陽五行説から。
亥の月というのは、陰の気の極まる「極陰」の月だそうです。
陰の気が極まると同時に陽の気を孕むともいいます。
そして、亥の日は五行では「水」の日に当たります。
炉を開き、火を使う炉開きを水の日に行うことで、「火伏せ」、火事になりませんようにとの思いが込められてます。
また、亥の月、亥の日にこたつを出したり、囲炉裏に火を入れたりもしてきました。
これも、この冬が無事でありますようにとの思いからですね。

このように、亥の月、亥の日は、冬支度を始める日にもなっています。

口切

炉開きのほかにも、もうひとつおめでたい行事が口切です。

5月に摘んで壺に詰めた新茶、その壺の封を開ける、口を切るのが口切。
そして、口を切って茶壷の中に入っているお茶を茶臼で挽いて、お客さまに楽しんでいただく茶事が、口切の茶事。
格式の高い茶事です。
利休は柚子の色づくのを見て口切を催したと、「茶話指月集」にあります。

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茶道裏千家 池田宗恵

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